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今月読んだ本 [本]


スリー・パインズ村の不思議な事件 (ランダムハウス講談社 ヘ) (ランダムハウス講談社 ヘ 4-1 ガマシュ警部シリーズ)

スリー・パインズ村の不思議な事件
ルイーズ・ペニー 著

ガマシュ警部シリーズとなる1作目
事件など起こりそうもない静かなスリー・パインズ村で、
みんなから慕われていた女性が死体で見つかった。
狩猟シーズンに起こりがちな事故かそれとも殺人か。
住人がすべて知り合いのような村で起こった事件を
ガマシュ警部が人々に話を聞き、観察し、捜査を行っていく。

話の中にニコルという新人女性刑事が登場するが、
失敗してはいけないという想いが強く、周りの言う事を素直に聞けない。
この刑事の成長する様子が描かれると面白いと思うのだが、
果てして次回作以降も登場するのだろうか・・・・



砂漠の惑星

砂漠の惑星
スタニスワフ・レム 著

6年前に消息をたった宇宙巡洋艦コンドル号捜索のために無敵号が“砂漠の惑星”に派遣された。
その惑星には海や建造物のようなものが存在するが、高等生物の存在が感じられなかった。
あちこち捜索しているうちに、コンドル号を発見するが、変わり果てた姿だった。
コンドル号の周辺には乗組員の遺体も残されていたが、ほとんどの乗組員は餓死していた。
船内の貯蔵庫には充分な食料が残されていたにも関わらず。
無敵号の乗組員達はいくつかの捜査班を結成し、
海や建造物らしきもの、コンドル号周辺を捜査し始めた。
すると、1つの捜査班が黒い雲に襲われた。
救出されてきた乗組員はあらゆる記憶が消えてまるで生まれたての赤ん坊のような状態だった。
一体この惑星にいる生物はなんなのか、無敵号は無事に帰還できるのか、

久しぶりにSFを読んだが、面白かった。


パコと魔法の絵本 (幻冬舎文庫 せ 3-1)

パコと魔法の絵本
関口尚 著

後藤ひろひとの舞台「MIDSUMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人」の脚本を元に
書かれた長編小説である。
映画にもなっている。

パコという難病の少女と同じ時期に入院していた性格の悪い男のお話。

この本の内容は、あんまり詳しく書きたくない。
何も知らない状態で、物語にどっぷり浸かって読んで欲しい。
通勤途中で読んでいなかったら、ボロボロ泣いていただろう。

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