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今月読んだ本 [本]


エンデュミオンと叡智の書 (新潮文庫 ス 24-1)

エンデュミオンと叡智の書
マシュー・スケルトン著

単行本「エンデュミオン・スプリング」が改題された本書。
主人公ブレークが図書館で手にした本はページが空白だった。
しかし、その本はまるで生きているかのようだった。
空白だと思っていたページにブレークはメッセージを読み取る事ができるようになるが、
妹には見えない。
本に導かれ、『最後の書』の謎にせまるブレーク。
『最後の書』を手にしたい願う者は古くからいて、ブレークの身に危険が迫る。

現代と1450年代活版印刷技術が生み出された頃の話が交互に描かれる。
1450年代では、過去、現在、未来、全ての知識が詰まった本『最後の書』がどのように生まれ、
オックスフォードへやってきたかが描かれている。


まあまあ面白かったです。


精霊の守り人 (新潮文庫 う 18-2)

精霊の守り人
上橋 菜穂子著

女ながらに短槍を使い用心棒をするバルサは、
精霊の守り人となり、天皇である実の父から暗殺の命が出された皇子チャグムを助ける事を
依頼される。
バルサとチャグムは追っ手をかわしながら、やがて精霊について知る事となる。


闇の守り人 (新潮文庫 う 18-3)

闇の守り人
上橋 菜穂子著

バルサは、ジグロの最後を残っている身内に話そうと思い、
久しぶりに生まれ故郷のカンバル王国にもどる。
幼い日、カンバル王に父を殺されたバルサは父の親友ジグロに助けられ、
生まれ故郷をあとにしていた。
カンバルでジグロが言われもない汚名を着せられていることを知ったバルサは、
ジグロの汚名を命がけで晴らそうとする。
一方、「王の槍」に1人でジグロの甥であるユグロによりおそろしい計画が進められていた。
その計画を中止させるためにもう1人の甥であるカッサが選ばれ、
カッサを守るためにバルサは、「ルイシャ贈りの儀式」場へ行くこととなる。


夢の守り人 (新潮文庫 う 18-4)

夢の守り人
上橋菜穂子著

眠り続けて目を覚まさない姪を診たタンダは、魂が抜けていることに気がつく。
異界の花が花を咲かせるために人の夢を集めていたのだ。
タンダは、姪を助けるために術を使い、異界へ降りていくが、罠にはまり捕らわれてしまう。
そして、タンダの体は花に操られ、バルサや夢を誘う唄を歌うユグノを襲う。
花に捕らわれたタンダを救うため、バルサはトロガイ、チャグムとともに策を練る。


守り人シリーズを3巻まとめて読んだ。
ずっと手を出さないようにと思っていた本だ。
巻によって人それぞれ好みがあるだろうが、評判どおり面白かった。
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